おじゃ丸の「他店お邪魔します」 ~おじゃ丸が日頃愛してやまないお店や店主を勝手に紹介するコーナー~

こちらは毎月発行してるニュースレター「文明通信」の今月10月度の裏面ですが、今回具体的なお店(ワインバーですが)の紹介をしていますので裏面も貼り付けておきます。さらに実際のこのお店の写真も載せておきます。

カフェはカフェや喫茶店ばかり参考にするのではなく、バーやレストランやホテルや水族館等他業種の店舗にもアンテナを張ることが重要ですからね~

おじゃ丸の「他店お邪魔します」

~おじゃ丸が日頃愛してやまないお店や店主を勝手に紹介するコーナー~

★「葡萄とキツネ」

我が六角橋商店街には素敵で味わい深いお店がたくさんあります。

地元&共同体&仲間意識から贔屓目に見ていたりすることもきっとあるとは思いますが、

今回、そういった贔屓目は一切抜きにして、素晴らしいお店をご紹介します。

「日本ワインとセイボリータルトの店【葡萄とキツネ】」さんです。

曲がりなりにも「カフェ開業メソッド」を謳い「カフェラボ主任講師」などをしている身で、

「必ず失敗する店舗作り」に関してはかなりの高確率で当てることができますが、

「必ず成功する~」はやはり難しいということやまたカフェラボが「必ず成功する~」を標榜するような無責任で胡散臭い組織ではないという自負だけはあるつもりです。

そんなわけで「必ず成功する店」かどうかは別として、「どストライクの店」というのはあるものでして、それがこの「葡萄とキツネ」さんなのです。

個人的な好みもそうですがもっと客観的かつ厳格に「開業メソッド的視点」においても私の考えにズバーンとはまっているお店です。内装の雰囲気の他に、国産ワインに特化してメニューを絞っているところや、「セイボリータルト(甘くないタルト)」というキラーメニューがあることなど、「個人店かくあるべし」の理想的なお店といえます。

元来「独りで外でお酒を飲む」という習慣が私にない(もちろん気の合う仲間らとの飲み会は大好きですが)ため近くにありつつもなかなか行けずに4年近く経ちましたがこの度ワインにとても詳しい知人とついに初来店を果たしました。

店主のジローさんとは歳もひとつしか違わない同年代、脱サラを経て四十を超えてからの開業等共通点も多く会話もひたすらに盛り上がりました。

実はこの時よりさかのぼること数年前にジローさんのお母様が珈琲文明に来店されたことがありました。つまり私は先にお母さまとお話をしたことになるのですが、その時私は珈琲文明創業当初のことを思い出しました。珈琲文明は敢えて「サイレントオープン(一般的なプレオープンとは異なり、友人知人親戚に至るまで徹底的にオープンの日を告げず、シークレットで三週間ほど営業しました)」という手法をとったこともあり、当初それはそれは誰も来なかったものでして、そんな中忘れもしない開業確か二日目のことでした。私の母が「これ『アッチコッチ布巾』って言っていろんなものがすぐ綺麗になる布巾で便利だから届けにきた」と言ってそのためだけに八王子からやってきたことを思い出しました。さらに店の前を通り過ぎる人に「お店に人が入っていることを知らしめる」ために窓際の丸テーブルの真ん中の席に座ってコーヒーを飲んでいったことなど、いくつになっても子の親は親なんだなぁということを思い目頭が熱くなったものですが、ジローさんのお母様が私に「セイボリータルト」の説明などを明快にしてくださった時にも同様にやはりつい目頭が熱くなったのを覚えています。

「葡萄とキツネ」さんはこの秋でめでたく4周年を迎えます。あまりに好きなお店というのは隠れ家的に内緒にしておきたい気持ちを抑え、この記事のネット版(Facebookページやインスタやブログ等)では写真もふんだんに掲載しておきます(二階席なんてそれこそ隠れ家チックでカッコイイ)のでぜひそちらで店内ショットもご覧ください。