写真は今週の指南書の中で触れた「混雑札」の実物です。
これはぜひ作っておいたほうが良いということと、一点注意してほしいことがあったので補足しておきます。
それは、「満席札」にしないということです。
というのも私自身が最初に作った札が「只今満席になっております」という満員御礼札止めのものだったのですが、例えば珈琲文明の場合27席が本当に満席になることはやはり稀で、これは他のどのお店にも言えることなのですが、3人掛けのテーブルにお1人だけの場合あと2人座れたとしてもそのテーブルはもう「満席」なのにお客さんからしてみるとそうは思わない人もいるのです。
ですから「満席」という語句を使わずに「混雑」としておいたほうが適切であると思います。
いくつかの「死に席」があるのは当然だし、カウンターにしても「すぐ両隣(片方だけならまだしも)に他人が座っているのはきっとお客さん同士がお互いに窮屈でしょうし、またこのご時世ですから「密」になっています。
なので、完全な満席になっていなかろうが店内が7,8割がた埋まっていた場合は躊躇せずに「混雑札」を出すようにしてください。
その際にその札を見て入らなかったという人がいても「チャンスロスした」と残念がらずに、「より快適な時に次回また来ていただけるための前向きな措置」として嬉々として(?)札を出すようにしてください。