「同じ場所が全く違って見える日」│カフェ開業メソッド

昨日の内容を引きずります。スタートアップ時の「客観視すると滑稽かつなりふり構わぬ行動の数々」は私にもありました。

天井劇場のために「ラーメン博物館」の総合プロデユーサー的な人に話を聴きに行ったり、

同じく天井劇場のために「お台場ビーナスフォート」に行き、ベンチに座り一時間ボサ~っとひたすら天井を見上げ首が凝ったり、

空の絵を上手に描くアーティストを鎌倉の材木座のご自宅訪問したり、

東京下町のほうにあった東京舞台照明まで行きカラーフィルターの色見本を実際に投影しいつまでもグラデーション&カラーブレンドシミュレーションを繰り返しやや顰蹙買ったり・・・

そんな中、個人的に最もインパクトあったのは「日本発明協会」というところに行ったことです。

これは「珈琲文明」という名を商標登録すべく最初は特許庁に行かなければならないところ、

横浜にある「日本発明協会」というところでも手続きが出来るということを知り、門をたたきました。

帰りに寄ったみなとみらいにあるフードコート的なところにあるSUBWAYでサンドウィッチを食べながら、「発明協会だなんてサラリーマン続けてたら一生行くこともない、いや、自営業でもあんまり縁がないはずだよな、こういうことより大事なこともっとあるんだけど何やってんだろうオレ」と思ったことを鮮明に覚えています。

時が流れ、お店を始めて無事10年を迎えたまさにその日の2017年6月16日、

FMヨコハマ(ランドマークタワー内にあります)に呼ばれて30分間ホズミンさんとトークするという番組に出演したあと、私はまたSUBWAYに行きました。

その数か月後、またFMヨコハマ小山薫堂さんの「フューチャースケープ」という番組にお呼ばれしたあともまたそこのSUBWAYに行きました。

別にSUBWAYが好きでしょうがないというわけでもないんです(笑)。

開業前のあの「発明協会からの帰りに食べた時に思ったあの得体のしれない精神状態」にもう一度フラッシュバック出来るのと同時に単なる一介の喫茶店マスターが電波ジャック(?)してお店のことのみならず曲は自分のバンドの曲かけてもらったりしてる事実がとても感慨深く、

そしてその感慨に浸るために行ってるともいえます。

FMヨコハマもいいのですが、なんといっても超感慨深かったのが、

先日息子を連れてそこのSUBWAYに入ったことです。

「あの日はまだこの子は影も形もなかった」ということを想うとジワ~っときました。

息子にも簡単にそのことを説明しましたがいまいち理解できてないようでしたが・・・。

開業前にいろいろと奔走した事柄、場所をその後訪れて胸がキュンとすること。

こういうことも開業後の醍醐味のひとつです。

もちろんお店が赤字にならず続いていることが前提ではありますが・・・

この時の感慨深さ、幸福の感覚は独特なものがあります。

ぜひみなさんも「同じ場所が全く違って見える日」が来るのを楽しみにしながら色々と奔走してみてください。