当店は昨日今年二度目の黒星を喫しました。勝ち星、黒星、ノーヒットノーラン、パーフェクト等の話は割愛(※指南書参照)するとして、つまり昨日は暇な日でした。
さて、自営業の醍醐味とは「忙しいのも暇なのもどちらも嬉しい」という点です。
「暇」と言っても日々閑古鳥、慢性の赤字体質の「暇」のことでないのは当たり前として、軌道に乗ってる状態(どういう状態を言うのかは指南書参照)の中でヒョイと訪れたアイドルタイムは心地が良いということです。
会社組織に属していると例えばやるべきことが終わって少しはボ~っとしても良い状況が出来たとしてもそれが許されない(許されないような空気も含む)ことが多く勤務時間内はひたすら労働をするという状態になることが多いものです。
もう一つ自営業をやってて嬉しいことは「休み」です。いや、休みが嬉しいのは会社員もそうなのでしょうが、もう少し正確に言うと「休みを嬉しい、と堂々と言えること」です。会社勤めの場合「有給休暇」を取る際にその喜びを表情に出すのははばかられたりする居心地の悪さが伴います(※私の場合一日たりとも有給消化をすることなく無遅刻無欠席で退職しました。マジメか・・・)。
さかのぼれば学生時代の部活にまでこの空気は存在してたように思います。
私が属したサッカー部は年に何回かしか休みはなく、むしろ練習試合が多い日曜が「半休」的で嬉しかったもので、丸一日完全に休みの日は本当に嬉しかったのですが、チームメイト内ではそういう空気は流れておらずツンデレな感じでした(笑)。
前職にせよ部活にせよ私はそこで完全に戦力になってた自負はあり、しっかり結果を出してるんだし休みくらいもっと堂々と喜びを表しながらとりたいものだと思っていました。
もちろん自営業者にとっては「有給」なんて概念そのものが存在せず、
固定費のことを考えると「お金を払って」休んでいます。シビアです。
しかしここ一番、ここは休む!と決めた日に対外的にも喜びを全身で表現しながら休めるという喜びを、みなさんも開店後(あくまでも軌道に乗ったらですが)ぜひ味わってほしいと思います。