まず、やってみる。
十数年前に営業職だった頃、上司から言われたことです。カタチをきれいに整えて、それから、では遅い。泥被りながら進め。ですって。
今回のカフェラボミーティング オフ会に参加してそんなことを思い出しました。
いつものスタッフの他に研究員さんやカフェ開業に興味のある方を交えて、閉店後の珈琲文明で美味しい珈琲とケーキをいただきながら、和やかにお喋りする会でした。
上司に言われたことはちょっと時代錯誤っぽいけれど(泥ってさ)、半分は正しいと思いました。予測できることには限りがあって、実際に動きながら起きる事態に対応するのが必然。
この、「やってみる。」という動作にはそれなりの覚悟や勢いがいるのですが、そのハードルの高さは人それぞれなのだと思います。「え?それ普通じゃない?」という松本先生、「高さへの感覚は麻痺しています。」という原さん。それゆえの多角経営なのですね。
赤澤さんが以前に講座の中で「起業したいと思う人100人の中で、実際に起業する人は6人。」とおっしゃっていましたが、94人はこのハードルの前で躊躇している(または諦めている)のです。
飛び越えるためには足場を高くすれば良いと思います。情報を集める、資金を貯める、必要な知識を身に着ける、ビジョンを描き計画を立てる。一人じゃ難しいことは、誰かの助けを借りればいい。
それと、「もし転んだら、その時に一緒に笑える仲間がいることが大事。」と原さん。
カフェラボは、近い将来にカフェを開きたい人にとって、まさに今すぐ必要な情報が手に入る希少な場所です。赤澤さんがおっしゃるところの「あの日の俺」に届けたいのはもちろんのこと、今すぐではないしカフェじゃないかもしれないけど、何かを始めたいんだよねと考えている人にもぜひ参加してもらいたいなあと思います。
昨日は6人でしたが、6人それぞれの立っている場所から見える景色があって、それをお互いに伝え合うことで、自分の世界が広がっていきました。反省するところもあれば、これで間違ってないんだなと安心できるところも。
今、赤澤さんが珈琲文明をオープンするまでの日記「文明ロード」を順次公開すべく準備しているのですが、ここに書かれていることが13年後の今もぶれずに確立していることにあらためて驚き、尊敬します。赤澤さんだからこそできることで、誰にでも真似できることではないけれど、何か自分にも取り込めることがないか、探しながら読んでもらえたらいいなとおもいます。
(坂本 知香)