飲食店を開く、近隣同業店との関わり方│カフェ開業メソッド

立地と内外装に関しては超重要なので、ここの指南書(研究員のみ公開)を熟読していただくとしてここでは、さて気に入った立地の良質物件が出ました、

しかしすぐ近くにカフェがある、どうしよう・・・というケースについて述べます。

結論から述べます。迷わずGOです。「同業種」すなわち「カフェ」。カフェというものは実に曖昧です。自らで考え、こういうコンセプトでいこう!と決めたお店と、その近くにあるカフェが丸ごとほぼ同じであるなんてことがあるならば、あなたがこれからやるお店のコンセプトそのものがまだオリジナリティが弱いと思ってもう少し「業態コンセプト」を練り直しすべきです。

「いや、うちは他との差別化は出来てる!」という矜持のある方・・・GO!です。

これはカフェに限らず、ラーメン屋にしてもなんにしてもそうですが、飲食店というものはその周辺に数件あったほうが優良立地といえます。

「周辺に一切競合店のない場所で一極集中大儲け」みたいなことは浅はかで、

何はともあれ人が流れてこない限り厳しいというのと、仮にその場所が本当に優良立地なのであれば市場原理的にも店舗は(特に大手チェーン等)どんどん参入してくるはずです。大手チェーン店が周辺にあるなんて「マーケティングのプロが決めてくれた場所」なのでラッキーともいえます。

私の前職の学習塾会社(全国展開する大きな組織のその中でも最大フランチャイジーグループ)はむしろ近隣に学習塾がある場所を選んでいたくらいです。あ、誤解のないように言うと、競合を潰しにかかっているわけではなく、あくまでもマーケティング戦略上としてです。

ただし、そういう大手飲食店が参入してくる立地となるとかなりの一等商圏一等立地だったりもするので個人店としては家賃が高過ぎて手が出ないということにもなります。

この辺の話もここの限定公開記事を読んでいただけたら良いので、

今回はとにかく「自分でしっかり考えた挙句に行きついた店舗コンセプトがあり、理想的な立地の物件が見つかったならば、近隣に同業種(同業態であったとしても)のお店があったとしてもGO!」ということです。

さて、こちら側はそれでいいとは思うのですが、問題は元から既にそこにあったこれまでに平穏無事に営んできた同業店側の心境心理状態です。

全ての店主が寛大な人であるわけではなく、

また「何を好んでこの小さな町に似たようなお店を出してくるかなぁ」と思うかもしれないというのも自然だと思います。

少なくとも新参者のこちら側はしっかりと誠意を持って挨拶をしに行くのが良いと思います。

そしてこれは社交辞令でも綺麗事でもなく、本当に、心の底から、そこの地域で共存共栄をはかって行きたいことを伝え、かつ開店後も本当にそれに努めることです。

自身の開店後に「他店の悪口を言わない」なんてことは基本中の基本です。

さて、これは実話なのですが、私が今のお店をやる時に、すぐ隣(本当に真隣です)に「紅茶専門店」がありました。

私がお隣に挨拶に行った時に「手紙」と「コーヒー専門店と紅茶専門店が共存している実例」として吉祥寺にある「武蔵野文庫」と「多奈加亭」が在るビルの写真資料及び、街全体をカフェがいくつもあるというカフェ文化推進に取り組んでいきたい、という話を相手の店主の方に申し上げました。

次回はその実際の「手紙の本文」をはじめ近隣店舗への「挨拶の仕方の実例」をここに載せますが、この「赤澤談話」での初の限定公開とします。会員の方にはさすがに「有料ならではのウマ味」を味わっていただきたいというのももちろんあり、しかも「一か月のうちこれだけでも十分に千円分の価値はある」というようなコンテンツを発信していきたいと思うためこれから「限定公開談話」というものにも頑張っていきたいと思います。

そんなわけで研究員の皆様はまた明日ここでお会いしましょう。