カフェ経営の客数、回転数、客単価を考える時に信じてはいけない数字│カフェ開業メソッド

​某ネット記事でこんなくだりがありました→

>厚生労働省の「喫茶店営業の実態と経営改善の方策」によると、喫茶店の客単価は株式会社で1,105円、個人経営では1,573円。

個人経営の喫茶店では1,573円という金額を基準に客単価を増やす工夫が必要・・・

まずこの単価数値の出処が「厚生労働省」ときて、題目が「喫茶店営業の実態と経営改善の方策」だなんてついてたらそりゃ信憑性あります。いや、きっと真実なんでしょう。

でもそのまま信じないようにしてください。

「国民の平均所得」で実際にはその額面の層がかなり少ないという「平均値のマジック」というものが飲食店での客数、回転数、客単価にもあるということは肝に銘じておいてほしいのと、ここではそもそもそういう問題よりも、とにかく「喫茶店の単価」で千円以上というのが実態としておかしいことに気づいてください。

現役の喫茶店主に聞けばもちろん「んなわけあるかい!」となるのは勿論、

少しでも実際に数件の喫茶店に行ったことがある人でも体感としてわかるはずです。

繰り返しになりますが、かといって上記厚生労働省の数値はウソではなく真実です。

はい、つまりは「喫茶店」という概念、くくり方そのものの出発点で既に食い違っているのです。「喫茶店」や「カフェ」を「ランチやディナー、つまりフードメニューもかなり充実しているお店」も分母に含んでしまっているということです。

そういう「かなりフードも充実した店」をやっていこうとしている方であれば上記単価を信じていいですが、ドリンク中心でフードはあくまでも軽食及びスイーツにとどまる(というよりこのカフェラボで推奨するのはこちらのモデルです)「喫茶店」の場合は単価が千円以上というのは「高過ぎ」なのです。

では実際にどれくらいの単価になるのか、ということについては他のあらゆる文献にも資料にも公開されているのを私は見たことがない、それでいて明確に計算で出せる方法がありますので、それはさすがに限定公開のところで述べます(笑)。必見です。

とにかく大事なことはいかに信憑性がありそうな資料、ソース、であっても鵜呑みにしないということです。こういう単なる上辺だけの(資料そのものは正当なもの)データを元に「カフェプランナー」だの「飲食店コンサルタント」だのを肩書にしている人もたくさんいるので本当にご注意ください。