月にいちどのカフェラボミーティング。今夜は試験的に赤澤マスターがクラブハウスでお話しました。会員の方やお友だちも遊びに来てくださいました。ありがとうございます。
お話のテーマは、withコロナ約一年の現場について。
珈琲文明は今月の週末をすべて休業しています。気になる平日の状況ですが、とっても混雑している、とのこと。マスターの推測では、「他の店が閉まっているため、カフェ難民が流れてきている」「店を閉めて、暇のできた店主が来ている」「週末休みだから平日行かなきゃ、という意識が働いている」このあたりが理由なのではないかとのこと。ちなみに、珈琲文明のある六角橋商店街は早い時間からシャッターが目立っており、入り口には蛍光黄色ののぼりに「買い物が済んだらすぐに帰宅」と書かれたのがひらひらしています。
今日もちょうど来ていた顔馴染みの某店主と話をしていたら、この状況下になっても数名いるバイトスタッフを雇用し続けているとのことで、それは元の状況に戻ったときに、戦力落とさないままで臨みたいからなのだそうです。
赤澤マスターも次の手を短期、中長期と各種考えています。もしわりと近い将来に元の状況に戻るのであれば、特に新しいカードを切らなくても良さそうだなと感じていらっしゃるとか。さすが超人気店。個人的には、どんな手を考えていらっしゃるのか聞いてみたいところですが、きっとお店に通っているうちに気付くと思うので、楽しみにしています。あ、でも、手を打つ=低迷ってことだから、楽しみにしちゃいけないのか。世の中がどうなるかについては個人でどうにかできることではないですが、珈琲文明さんが「持ってるな」と感じるのは、例えば2020年の4月の本の出版のタイミングなどです。もしあれが普通の毎日の中で起きたことだったら、お店はオーバーフローしていたことでしょう。ただ、そういう強運も、日々の努力が呼び込んでいるのだろうなと思います。
お金の話も出ました。これから受ける融資について、税金の申告について、給付金についてなどなど。私の知人が去年の2月にカフェをオープンしたものの、コロナの影響で通常営業が出来た月が圧倒的に少なく、しかしその営業できた月よりも休んで給付金をもらった月の方が断然身入りが多いので、働くモチベーションをどうやって保てばいいんだろうと悩んでいます。赤澤マスターは「1日に純利で6万円稼ぐには、15万円売上なければならない。14年経営してきて、そんな日は1日も無い。個人の飲食店は損益分岐点をギリギリで超えるようなところが大半だと思う。給付金は本来だったら使って経済を回すべきかもしれないけれど、この先の経営を考えるのならプールして、営業再開に備えては。」と。都心の小さな飲み屋のインタビューで、「ずっとコロナだったらいいのに」っていうのを読んだ事がありますが、そんなわけには行かないし、結局は未来のお金を今借りてるだけのことなのですよね。
ちょっと話はズレますが、こないだ20代女子数名と遊んでいた時に「楽して稼ぎたい」「わかるー」って会話が聞こえてきて、あらまあと思ってました。一人は、「そういう仕事見つけるわ」といい、他の一人は「金持ちの男見つけるわ」と。「働いてはいけません。学校に行ってはいけません。」という異常事態に人生のどのポイントでぶつかったか、それを受けてどんな思考を持ったか、それらは今後事態が落ち着いた後も注意して見ていかなければいけない事なんだと思います。特に小さい子たちが心配です。
一方で、こんな時に開業するというガッツのある人たちには、こんな時だからこそのメリットがあります。「物件を探しやすい」「融資を受けやすい」「金利が低い(ゼロ、または、借りたらお金くれるということも)」「賃料が安い」など。
今回トライしたクラブハウスも、こんな世の中だからこそ広まった仕組みですよね。声だけでのやりとりは気軽で、ざっくばらんにいろんな話が出来るのがいいなと思いました。カフェラボがクラブハウスでどんなことができるか、これからが楽しみです。(坂本 知香)